モロッコ南西部のごく限られた地域にしか自生していないアルガンツリー。
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種の中の仁を絞って採油する稀少性の高いオイルです。
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 第一印象を大きく左右する肌。輝いている人は皆、男女問わず美しい肌をしています。
 ではどうすればもっと美しい肌になれるのでしょうか?その答えがアフリカ大陸の北西に位置する、モロッコ王国にありました。
 “アルガンオイル”。それはモロッコ南西部のごく限られた地域にしか自生していないアルガンツリーの実から採取される上質なオイル。8000万年前からこの地に自生、古代フェニキア人が健康素材としてもすでに使用していたオイルで、現在もその伝統は受け継がれています。“モロッコの黄金”とも称され、美容効果の高さが評価され、スキンケアにあらたな流れを起こし、イタリアの第1回スローフード大賞を受賞するといった社会的認証もあるアルガンオイル。ヨーロッパセレブたちにも大絶賛される美容オイルとして、世界中から注目されています。

地球上でここだけにしか存在しない樹

アルガンツリーの故郷

 夏には気温が50度を超え、冬には0度まで下がるサハラ砂漠に面し、地中海、砂漠気候など、地域によって機構が異なるモロッコ王国。アルガンツリーは、そんなモロッコ王国の西南部、サハラ砂漠の北端、“アルガンの森”に自生しています。このアルガンの森は83万ヘクタールほどで、ユネスコに生物圏保護区域として指定されている地区。サハラ砂漠の拡大を食い止める地球環境資源としてアルガンツリーは重要な役割を果たしているのです。地域住民の生活を支える植物資源としても大切なアルガンツリー。モロッコでは国全体で、このアルガンの森の保護と、持続可能な資源利用に取り組んでいます。

乾いた大地に生きる力強さ

たくましく生きる樹

 アルガンはとても丈夫な樹。特に暑さ・乾燥に強く、気温50度にも耐えられます、落ちた実の収穫以外の手入れはほとんど必要ないほどで、地中の根は水分を求めて30メートルの深さまで伸びることもあります。このように力強く生きる樹だからこそ、長きにわたり、モロッコでは生活の糧として人々を支えてきたのかもしれません。


 モロッコ王国より「連帯のトロフィー」を授与されたシャルーフ教授は、アルガンオイルを高品質のオイルとして搾油できる低温圧搾生産システムを開発。そして、ベルベル人女性の社会的地位向上を促すため、自立プロジェクトを立ち上げ、システムを導入し、女性たちによるオイル生産と販売を目的としたタルガニン生産協同組合を設立。オイルの売り上げの一部は女性たちの職業・識字教育や、アルガンツリーの植林活動に使われています。
タルガニン組合のマークは
良質なオイルの証
オーガニック認証機関「ECOCERT」の
承認済み
 



伝統製法では100kgからわずか1リットルしかとれないオイル

稀少なオイルを全世界へ

 乾燥させた実をむいて種を取り出し、その中にある仁と呼ばれる白い核を絞ることでオイルが採取できます。種は非常に固く、地元先住民、ベルベル人の女性が石を使って割ります。この作業は機械化することが難しく、今も女性たちが一つひとつていねいに仕上げないといけません。また石臼を使って絞っていたころは100キログラムから1リットルしかオイルを搾油できませんでしたが、シャルーフ教授の開発した機械圧搾を取り入れた生産システムにより、高生産で高品質なアルガンオイルを常に搾油することができるようになりました。それでもとれる量は少なく、アルガンオイルは稀少なものとされています。

アルガンオイルの抽出方法